| シギチロード2 | |||||||
| 先日,伊香保に行ってみた。山に入っていくときはコルリの声が聞こえていたが,尾根に上がってみると鳥の声は極端に少なく,たまに現れるのはカラ類ばかり。それでも一度だけ近くの木にとまったジュウイチをなんとか撮ろうとして昼近くまで粘っていたら,そのうちに雨が降り出し,終いには雷が鳴り出した。1時間ほど雨宿りをしただろうか。結局,キャッチしたのは時季外れの風邪だけだった。その折に,公園の管理事務所の人から,年々鳥が減っていると聞いた。鳥が少なかったのは時期や天候のせいではなかったようだ。 それと同じことを,地元のフィールドでも感じている。特に,田んぼを訪れるシギ・チの現象が顕著だ。かつてはどこの田んぼに行っても大きな群れがいたムナグロもあちこち回って探すようになり,キアシシギ,ハマシギ,キョウジョシギなどがポツリポツリ,コチドリですら,「あっ,コチドリがいた。」というくらい……。圃場の整備,乾田化,田植えの早まり,休耕田の減少等々,原因ははっきりしないが,シギ・チの数が減っていることは確かだろう。 |
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| 春のシギ・チシーズンもそろそろ終わりそうなので,今週も秋ヶ瀬シギ・チロードを回ってみた。秋ヶ瀬公園に近い田んぼから探してみたが,前週にムナグロやハマシギがいた田んぼにも,鳥の姿はほとんどなかった。三ヶ所めの田んぼで,ようやく2羽のチュウシャクシギが田んぼの中を歩いているのを見つけた。 一応撮っておこうかと,車からビデオを降ろし,撮影を始める。ところが,ビデオで撮るには近過ぎて,2羽いっぺんには入らない。そのうえ,風が強くて画像が震えてしまう。
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![]() そこで,車の中からカメラで撮ることにした。ところが,こちらではちょっと遠い。うまくいかないものだ。とりあえず,2羽一緒になるように撮る。 |
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| ところが,カメラで鳥を追っているうちに,チュウシャクシギが2羽ではないことがわかった。改めて双眼鏡で確かめてみたら,田んぼの奥のほうに1羽,2羽……,あれっ,まだいるぞ。結果,同じ田んぼになんと6羽もいた。さらに隣の田んぼにも1羽。計7羽のチュウシャクシギがいたのだった。 そのうちに,チュウシャクシギは田んぼの一角に集まり,畦道に上がり始めた。周囲がごちゃごちゃしているので,もう一度ビデオに切り換えて鳥の部分だけを撮ろうかと迷っていると,ファインダーに人影が入ってきた。農家の方が一輪車を押して畦道を歩いてくる。いつ飛んでしまうかわからないので,ビデオに切り換えているひまはない。そのまま,カメラのファインダーをのぞいていた。 チュウシャクシギが飛んだのは,それから4分後。時間的には切り換えの余裕はあったが,ビデオでは飛び立つところを撮っても1/60のシャッタースピードなので1コマの中で鳥の姿は流れてしまうから,結果的にはカメラのままでよかったのかもしれない。 チュウシャクシギは隣の田んぼに飛んでクロに並んだが,ずっと向こうを向いたままだったので,それ以上撮るのはあきらめた。 |
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別の田んぼに移動してアマサギを見つけた。その田んぼはまだ田植えが進行中であった。しかし,春のシギ・チのシーズンはそろそろ終わりなのだろう。探してみたが,シギ・チの姿はなかった。 |
しかし,ここのアマサギは予想外に面白かった。数が多かったのもよかったのだが,田んぼや水路からカエルを捕らえる姿を披露してくれたのだ。 少し距離があったので,その様子はビデオで撮ったが,カエルをくわえたアマサギを撮っていると,別のところで別のアマサギがカエルを捕まえている。どのアマサギを撮ればよいか迷うくらいで,しばしの間楽しませてもらった。
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シギチロード2:2008年5月中旬