撮りたての鳥


 シギチロード

 日よりは少しはましな天気になりそうだったので,秋ヶ瀬公園・子供の森に出かけた。確かに雨は弱かったし,一時は青空も見えたが,鳥はさっぱりだった。葉が密生している常緑樹の下で雨宿りを余儀なくされた前日のほうが,まだ鳥は見られたくらいだ。そこで,シギ・チを探しに大久保田んぼに行ってみた。
 区では土手のイタドリにとまったコヨシキリを見つけた。しかし,カメラを用意している間に逃げられ,写真はなし。少し歩いてみたが,シギ・チの姿はなかった。A区では飛んだムナグロを見ただけ。このところ調子がよさそうなAsideでようやくムナグロの群れに出会えた。
ムナグロ
ハマシギ
 クロに並んだムナグロの群れの端には,小さな鳥が2羽いたが,遠くから双眼鏡で見ただけでは何かわからなかった。畦道を回り込んで,ようやくお腹が黒くなったハマシギだとわかった。
シギ4種イソヒヨドリ のクロには,ムナグロに交じって2羽のキアシシギと1羽のハマシギがいた。さらに,奥のクロにはチュウシャクシギが佇んでいた。

 なんとか4種一緒に撮れないかと試してみたが,距離が違い過ぎて,チュウシャクシギはぼけたシルエットだけになった。

 チュウシャクシギは数羽いるようで,別の場所にいたものを撮った。緑色のビニル袋がうるさいが,田んぼには付き物なのでしかたがない。

 この田んぼでは,数日前に,夏羽のアカエリヒレアシシギやトウネン,それにキョウジョシギがいたそうだが,それらは見当たらなかった。さらに,この日はツバメチドリがいたそうだが,それには気付かなかった。あまり本気で探してはいなかったので,見落としはまだあったかもしれない。

芝生の上のムナグロ A'ならツバメチドリがいるかもしれないと,移動してみたが,ここでもムナグロだけ。ムナグロの数は多かったが,サギの姿もなかった。

 夏羽のアマサギを見つけたのは,荒川を渡った富士見市の田んぼ。このあたりは秋ヶ瀬シギチロードの中では最も田植えが遅いところ。水が張ってあればいいほうで,まだ代掻きさえ済んでいない田んぼが多い。トラクターが動いている田んぼもあったので,アマサギがいたのも当然かもしれない。

 それほど広い範囲ではないのだが,地区によって田植えの時期がかなりずれているのが秋ヶ瀬シギチロード(勝手に命名)。大久保田んぼはとっくに田植えが終わっているのに,南古谷などは水気すらない。もっとも,このところその時期が狭まってきているうえに,休耕田も減ってしまったので,シギ・チにとっての魅力が薄れてきているのだろう。以前に比べると,観察種が限られてきている。

 シギ・チのために,もっと湿地を。なんとかならないかな。
アマサギ アマサギ

シギチロード:2008年5月中旬

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