|
翌朝7:00からの朝食。外は真っ暗。リスボン空港に着いた8時過ぎでもまだ長い影を引いている。それもそのはずで,緯度は伊豆沼とほぼ同じ。さらに,ロンドンと同じ時間帯なのに経緯は9度も西で日の出が40分も遅い。8時を過ぎなければ,まともな鳥見はできそうにない。
|
|
ポルトガリア航空(PGA)のFokker100という小さめのジェット機でポルトに向かう。小さな窓から見える下界の風景は結構緑が豊かで,鳥がいそうな雰囲気が漂うが,「ちょっと止めて。」と言えないところが悲しい。約50分のフライトでポルトの空港に。そこからはバスでポルトの町に入る。ドーロ川という,道路だか川だかわからない名前の川には,白い鳥がたくさん浮かんでいた。
|
|
世界遺産「ポルト歴史地区」の観光のスタートは「ボルサ宮」。ポルト経済の中心,商業組合の建物として造られたポルトガル最初の鉄筋建造物だそうだ。ボルサ宮は中に入っての観光だったが,その隣のサンフランシスコ教会は外からの見物。シックな色合いの路面電車が街の風景によく合っていた。
そのボルサ宮の前にエンリケ航海王子広場があり,その中央に王子の銅像が立っているが,その頭の上にカモメがとまっていた。日本で見るセグロカモメの脚を黄色くしたような鳥。大きさや顔つきはウミネコに似ているが嘴には赤い斑しかないし,尾は真っ白で黒い線はない。Yellow-legged Gull(Larus michahellis;キアシセグロカモメ)らしい。このカモメは,ドーロ川の川面にもたくさん浮かび,辺りを飛び交っていたが,その様子は日本のウミネコを彷彿とさせる。
エンリケ航海王子の足元には,何羽ものハトに交じってHouse Sparrow(Passer domesticus;イエスズメ)の雌がいた。
|
|
 
|
|
ポルトと言えば「ポートワイン」のふるさと。SANDEMANというワイナリーで見学と試飲。予想以上に甘く,たくさん飲めるものではないことがわかった。
ドーロ川の岸には,昔ワインを運んだという船が繋がれていた。その船にとまっていたのは少し小さめのカモメ。Black-headed Gull(Larus ridibundus;ユリカモメ)だった。
|
|
 
|
|
次の観光場所はサン・ベント駅。建設は20世紀初めというから,古いものではない。見どころは駅構内に飾られたアズレージョ(青地の絵タイル)。構内に入ってみると,普通の駅と変わらない。近くの広場には,巨大な電飾のクリスマスツリーが立っていた。

|
|
昼食後は,ポルトから約35km離れたポルトガル発祥の地ギマランイスへ。ポルトガル初代国王・アフォンソ1世が誕生した古城を見る。周囲の木々に鳥がいるのを見つけ,見物を早めに切り上げて鳥を探したが,到着したのがすでに午後5時近く,Coal Tit(Parus ater;ヒガラ)を見つけただけで日没を迎えてしまった。
この日の宿泊はポルト。
|
|
 
|
・・・・・・次はポルト〜トマール・・・・・・
|