双眼鏡をうまくつかうには
 鳥を見るときには,ふつう,双眼鏡を使います。遠くにいる鳥でも,近くで見ているように見えます。

 でも,はじめての人には,双眼鏡で鳥を見るのはなかなかむずかしいようです。じつは,双眼鏡を使って鳥を見るためには,ちょっとしたコツがいるのです。
  1. 鳥を見ながら,双眼鏡を目に当てる

     なれない人は,鳥を見つけても,双眼鏡を目に当てたとたんに見うしなってしまうことがあります。その原因(げんいん)は,双眼鏡をもとうとして鳥から目をはなしてしまうことです。
     鳥を見つけたら,体を鳥のほうにむけます。もちろん,鳥を見たままです。(そのときに,鳥がとまっているところのとくちょうをおぼえておくと,さがしやすくなります。)
     それから,双眼鏡を目に当てます。鳥を見たまま目に当てるのがコツです。

  2. 接眼(せつがん)レンズを目のはばに合わせる

     双眼鏡を目に当てても何も見えない,あるいは見えにくいことがあります。接眼レンズと両目の位置(いち)があっていないのかもしれません。
     片方の接眼レンズに目を当ててしっかり見えるようにしたまま,もう片方の鏡胴(きょうどう)……レンズのつつをとじたり開いたりしてみましょう。
     自分でよく分からないときは,他の人に双眼鏡をわたして,顔の前で目と目のはばにあわせてもらうと良いでしょう。

  3. 双眼鏡のストラップ(首にかけるひも)は長くしないこと

     双眼鏡を買うとついてくるストラップは,たいてい長めです。どんな人にも使えるように長くなっているのですが,長いままだと歩くときにじゃまになります。
     それだけではありません。鳥を見つけたときに,双眼鏡が下のほうにあるとすぐに手に取ることができません。それに,双眼鏡を目にあてるまでのきょりが長くなってしまいます。それが,鳥から目をはなすことにつながってしまいます。
     ストラップの長さは,双眼鏡が胸(むね)の下あたりにくるようにします。(みじかすぎても使いにくくなるので,気をつけましょう。)

  4. ひじを体につけて見る

     せっかく鳥のすがたをとらえても,双眼鏡がぐらついてしまったり,手や肩が(かた)がつかれてしまっては,じっくり見ることができません。
     双眼鏡をかまえたら,りょうほうのひじを体につけるようにしぼります。すると,双眼鏡がぐらつかず,重さもあまり気にならなくなります。

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