柳瀬川とは
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 柳瀬川は,埼玉県西南部の狭山丘陵に源を発し,所沢市内を貫流,新座市の北の外れを流れて志木市で新河岸川に合流する河川です。
 新河岸川が泥底の緩やかな下流域の流れであるのに対し,柳瀬川は台地を削りながら流れてきたらしく川床は砂利または砂で,中流域の流れになっています。柳瀬川は普段の水量に似合わぬ荒れ川で,以前はたびたび氾濫して合流点付近に水害をもたらしていましたが,相次ぐ河川改修によって(現在も続けられていますが)だいぶ治まってきています。そういった河川改修の影響で,両岸がブロックで覆われたりコンクリートで固められていたりするのですが,ここに紹介する柳瀬川最下流部はそのおかげで川岸に人が近づけず,水鳥が安心して冬を越せる環境になっているので皮肉なものです。

 都市近郊の河川の例にもれず,この柳瀬川も異臭を放っていた時期がありましたが,下水道の普及もあって水の色はだいぶ改善されてきました。ただ,それは上流の下水処理施設からの処理水のおかげでもあり,手放しで喜べるわけでもありません。泳いでいる鯉を見て水がきれいだと言えるのは鯉が汚染に強い魚だということを知らない人です。それでも,以前に比べれば多少水質はよくなっているらしく,水が澄んでいるときには群れをなすウグイやボラの子(ここは潮の干満の影響をうけるのです)が見え,それを捕食する鳥もやって来るのです。

観察できる主な鳥
●通年(もしくはほぼ通年)
ハシブトガラスハシボソガラスオナガムクドリスズメ
カワラヒワホオジロメジロシジュウカラヒヨドリ
モズカワセミセグロセキレイハクセキレイキセキレイ
キジバトシラコバトキジカワウカイツブリ
カルガモゴイサギコサギダイサギアオサギ
イソシギタシギ
●春〜秋
イワツバメツバメチュウサギコチドリオオヨシキリ(夏)
●秋〜冬
オオジュリンツグミジョウビタキチョウゲンボウタヒバリ
マガモハシビロガモコガモオナガガモヒドリガモ
アメリカヒドリホシハジロキンクロハジロユリカモメイカルチドリ
タゲリハマシギ
交通
鉄道利用の場合>>>>>>>東武東上線柳瀬川駅下車徒歩5分で富士見橋へ。
 または,
東武東上線志木駅北口発国際興業バス「浦和駅西口」行きに 乗り,『志木市役所』下車で栄橋へ。(他に同駅発,西浦和車庫/宗岡循環/下宗岡三丁目/立教グランド/下宗岡循環/北浦和駅西口の各路線でも可)
自家用車の場合>>>>>>>・関越自動車道「所沢IC」を出て国道463線をさいたま市方面へ,約1.2kmで国道254号線(英橋)をくぐり,直進約3.4kmで「岡の坂」を右折,約1.2kmで「志木市役所」。
・池袋方面からは国道254号(川越街道)を北上,上記「英橋」を右折(IC方式なので形の上では左折)してさいたま市方面へ。あとは上記と同じ。
・国道17号方面からは,さいたま市内「田島」交差点から志木方面へ。荒川に架かる「秋ヶ瀬橋」を渡って「志木市役所」へ。直進約4.7km。または,同市内「埼大通り」交差点を西進(羽根倉橋経由),約5.5kmで上記「岡の坂」へ。

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柳瀬川INFORMATION
  • 徒歩の場合は,東武東上線柳瀬川駅を下車して富士見橋を渡り,水田を通って高橋から市役所方面に向かい,また柳瀬川駅に戻るか,バスに乗って東上線志木駅に行くコース(または逆コース)がとれます。
  • 水田の中の道路は舗装されていますが,農耕車以外は通行できません。小・中学校の通学路でもありますので,進入しないように。
  • 高橋〜栄橋間は右岸に遊歩道があり,観察には便利です。志木市役所の向かい側の親水公園に車を置くことができます。
  • 98年3月下旬から,柳瀬川・新河岸川合流点の小公園にトイレが設置され,少し便利になりました。

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