柳瀬川とは --------------------------------
柳瀬川は,埼玉県西南部の狭山丘陵に源を発し,所沢市内を貫流,新座市の北の外れを流れて志木市で新河岸川に合流する河川です。 新河岸川が泥底の緩やかな下流域の流れであるのに対し,柳瀬川は台地を削りながら流れてきたらしく川床は砂利または砂で,中流域の流れになっています。柳瀬川は普段の水量に似合わぬ荒れ川で,以前はたびたび氾濫して合流点付近に水害をもたらしていましたが,相次ぐ河川改修によって(現在も続けられていますが)だいぶ治まってきています。そういった河川改修の影響で,両岸がブロックで覆われたりコンクリートで固められていたりするのですが,ここに紹介する柳瀬川最下流部はそのおかげで川岸に人が近づけず,水鳥が安心して冬を越せる環境になっているので皮肉なものです。
都市近郊の河川の例にもれず,この柳瀬川も異臭を放っていた時期がありましたが,下水道の普及もあって水の色はだいぶ改善されてきました。ただ,それは上流の下水処理施設からの処理水のおかげでもあり,手放しで喜べるわけでもありません。泳いでいる鯉を見て水がきれいだと言えるのは鯉が汚染に強い魚だということを知らない人です。それでも,以前に比べれば多少水質はよくなっているらしく,水が澄んでいるときには群れをなすウグイやボラの子(ここは潮の干満の影響をうけるのです)が見え,それを捕食する鳥もやって来るのです。
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